各世代ごとに開発されている自動車保険

自動車保険の保険料の細分化が進んでおりますが、世代別による保険料設定が最近のトレンドになっています。

最近目に入るのが若者向けの自動車保険。

若者の自動車離れが進んでいます。
自動車を所有するのには、車の購入費用だけではなく、車庫の問題や維持費、車検など様々な費用が必要になりますよね。
レンタカーを利用したり、カーシェアも浸透してきています。

自動車を所有する場合、自賠責は当然加入義務がありますが、任意保険加入も頭に入れておかないといけません。自動車事故を起こしてしまい、相手にケガを負わせてしまったり、死亡事故などになってしまった場合には賠償責任が生じます。
その賠償責任の金額は、高額な金額になります。
億単位の金額になることもありますから、とても個人の財産だけで用立てるのは厳しいですよね。

しかし、今までは事故発生率が高いこともあり、若者の自動車保険の保険料は割高になっていました。ここに目をつけ、若者が少しでも保険に加入しやすいように保険料を設定する会社が出て来たのです。
初めて車を所有した人が対象の保険になっていますが、それでも保険料は通常の保険よりも平均6~12%安くなっているので、加入検討もしやすいのではないでしょうか。
また、短期間に車を借りる場合を想定した短期間の自動車保険も誕生しています。

通常、自動車保険と言えば1年以上の契約期間になりますが、1日から保険期間を設定できるので、必要な時に必要な保険を手頃な金額で準備できるという点はとても良いことだと思います。コンビニやスマートフォンなどから申し込みができることも若者には煩わしさを感じずに手続きができるのではないでしょうか。

また、一方、中高年の事故率が低い世代の保険料を更に割安な設定にした自動車保険もあります。
保険料率を1歳刻みに細分化したことにより、事故率の低い世代により割安な保険料を提供することが実現できたのです。

自分のライフスタイルに合った保険選びが大切になってきます。必要な時に必要な保険を割安で加入できる機会が増えることは消費者にとっては喜ばしいことですよね。

保険料が高いからという理由だけで保険加入を見送るのではなく、万が一の時の自己防衛のためにも最低限の備えは必要なのではないでしょうか。また、賠償責任も含め、保険の必要性を真剣に考える機会も必要だと思いますし、若者に対してはその必要性をもっと広める必要があるのではないでしょうか。

自動車保険、世代別に選ぶ 若者向け、新規加入割引

 特定の年代に的を絞った自動車保険が続々と登場している。大手損害保険各社は昨年、若年層向けの自動車保険を相次いで発売。三井住友海上火災保険とあいおいニッセイ同和損害保険は車を初めて買った人向けの保険料を約1割引き下げた。一方、セゾン自動車火災保険は中高年が最も割安になる保険を販売。自動車保険は「世代別」に選ぶ時代に入りつつある。

 自動車保険の保険料は通常、事故リスクが高いとされる若者ほど高い。若者は保険の加入期間も短く、無事故を続けることで上がる等級割引も少ないため、割高になりがちだ。

 若者の車離れも話題に上るなかで、若者の保険料負担を緩和する商品が登場した。三井住友海上の「はじめての自動車保険」、あいおいニッセイ同和の「パーソナル自動車保険」だ。初めて車を持って保険に新規加入する人が対象で、補償内容で割引率が変わるが、両社の通常の保険よりも平均6~12%安い。例えば21歳以上の人の契約では、保険料は年間約21万円と通常の保険に比べて2万円ほど安くなる。

 最近はレンタカーやカーシェアリングを利用して必要な時だけ車を借りる若者も増えている。こうした若者の生活様式の変化に合わせ、借りた車を運転する際に短期で加入できる保険も登場している。東京海上日動火災保険の「ちょいのり保険」は1日あたり500円と手ごろな保険料で加入できる。三井住友海上の「1DAY保険」、あいおいニッセイ同和の「ワンデーサポーター」もほぼ同様の仕組みになっている。

 一方、中高年を対象に割安な保険料を打ち出したのがセゾン自動車火災の「おとなの自動車保険」だ。契約者の年齢を1歳刻みにして保険料を細分化。事故リスクが低い50歳前後の保険料が一番安くなる。一般的な例で比べると、50歳は25歳よりも約4割、35歳よりも約1割安い。

 同居する子供が親の車を運転する場合も保険料がお得になる。親の年齢条件のまま、同居する子供も特約で補償対象に追加できる。年齢の引き下げによる保険料の大幅上昇を避けられるメリットが大きい。ただ子供名義の車には特約が使えない点に注意が必要だ。

(日経新聞)

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